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Webクリエイター能力認定試験がおすすめ
ホームページ作成の仕事をするなら資格は必要ありません。
ですが業界的に忙しく、知識がない未経験を育てるのは難しいのが現状。
Web業界での「未経験歓迎!」は知識はあるけれど、実績がない・業界で働いたことがない人のことを指すことが多いです。
情報系の学校に通っていたのでHTMLやCSSはわかるけれど、仕事としてやったことはない…など。
つまり、知識もない新卒でもない”ド素人”がホームページ作成のお仕事をしようと思ってもなかなか雇ってもらえないということです。
なので知識をつけられて、且つその証明になる資格は持っていて損はないといえます。
Webクリエイター能力認定試験とは
ホームページ制作の基礎知識があることを証明できる資格です。
スタンダードとエキスパート
この資格にはスタンダードとエキスパートがあります。
スタンダード | 基本的なことがわかっている |
---|---|
エキスパート |
これらのサイト構築ができる |
スタンダードはhtmlやcssなどを含め、ホームページ作成について基本的なことがわかっていること、エキスパートは基本的なことに加え、より高度なホームページを構築できる力があることを証明できます。
※1ユーザビリティ…サイトを訪問したユーザーの満足度(使いやすさやわかりやすさなど)
※2アクセシビリティ…アクセスのしやすさ(高齢者や障がい者など誰でもサイトにアクセスできる・閲覧できる)
試験内容
試験はWebの知識問題(選択式)と、実技があります。
どちらもパソコンを使用します。
実技は指定された通りにHTMLやCSSを記述します。
試験を受験するには
全国のパソコン教室などで受けられます。
試験の日程などは実施する場所によって変わるので、詳しくはサーティファイ公式サイトの「試験に申し込む」を確認するか実施施設に問い合わせてみてください。
資格を取得するメリット
先述した通り、Web系の仕事に就くにあたって、資格は特に必要ありません。
ですが、全くメリットがないわけでもないのです。
履歴書に書ける
Webクリエイター能力認定試験は、サーティファイが主催・認定をしている民間の資格で、合格すると認定書がもらえます。
スタンダードでもエキスパートでも履歴書に書くことができるので、知識があることをアピールできます。
資格取得のための勉強が役に立つ
資格を取るために過去問をやったり、ホームページ作成についての知識を深めたことはかなり役に立っています。
私はハロートレーニング(職業訓練)で資格を取得しました。
▼ハロートレーニング(職業訓練)についてはこちら
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自信がつく
面接では資格を持っているので知識や向上心をアピールすることができます。
資格はしっかり勉強しないと取得できないので、自ら勉強する向上心があることを裏付けることができますよね。
私も資格を取得する前は知識も経験もないし…と応募すら躊躇ってしまいましたが、知識を得たことによって面接を受けてみようという気になりました。
デメリット
資格と実力の差
他の資格もそうだと思いますが、資格を取るためだけの一時的な知識だと資格に見合った実力があるとは言えません。
特にWeb業界では「ポートフォリオ(作品)」を持って面接に挑むことが多いと思うので、ポートフォリオのクオリティが低いとそこに差が生まれてせっかくの資格を活かせないことがあります。
取得していない人も多い
正直、資格は持っていないけど知識が深く技術もあるという方がたくさんいます。
この資格は持っていなければならないわけでも、特別な知識があることをアピールできるものでもないのです。
あくまで未経験者が、基本的な知識があることを証明する資格です。
ホームページ作成する仕事に就職できた
私は資格を取得して、ホームページ制作の会社に正社員として就職できました。
もちろん未経験です。
資格を取得していなかったらポートフォリオも作成できなかったし、何もアピールするものがありませんでした。
就職後も即戦力として簡単な商品ページ作成はすぐに任されましたし、先輩が使う専門用語も理解できたので資格を活かすことができたことが嬉しかったです。
これからホームページ制作会社やWeb担当を目指したいという方はぜひ検討してください。